皆さん、こんにちは!
上越市を拠点にし、「FA設備・装置開発」と「画像処理」に強い会社、NSIです!
私達は豊富な経験と専門知識で、各種業界の自動化・システム化のお手伝いをしています。
セットアップ中のPCの内蔵ハードディスクがなぜか認識しない。Diskを色々調べたけど、問題ない。
こんなときは、ケーブルも疑ってみましょう。と言うことで、
マルチPCケーブルテスター PCT8898 についてご紹介していきます。
マルチPCケーブルテスター PCT8898
この ケーブルテスターは、PC各種ケーブルの結線状態を表示してくれる便利な代物。
LCD(液晶ディスプレイ)で、わかりやすく結線を表示してくれます。
また、これ1台で15種類のケーブルを検査することができます。
- IDC40(IDEケーブル)
- IDC34(FDDケーブル)
- DVI29(DVI-Iケーブル)
- HDB15M/F(アナログVGAケーブル)
- DB9M/F(RS-232Cケーブル・9Pin)
- COAX(同軸ケーブルコネクタの1つ)
- BNC(同軸ケーブルコネクタの1つ)
- RJ11(電話線コネクタ)
- RJ45(LANケーブルコネクタ)
- IEEE1394-6P(電源供給対応)
- IEEE1394-4P(電源供給非対応)
- SATA(シリアルATAケーブル)
- USB-A / USB-B(A-Aケーブル・A-Bケーブル)
- HDMI(デジタル家電向け接続ケーブル)
- RCA(ピンプラグケーブル)
同時に検査できるケーブルは、1種類です。
それでは早速、疑わしいSATAケーブルを検査していきます。
検査方法
1. 電源を入れる
ON/OFF ボタンを 少し長めに押します。
2. メニュー選択
「Test Cable←」が表示されるので、ENTERを押します。
3. ケーブル(コネクタ)ピン数選択
UP/DOWN ボタンで移動させ、ENTERを押します。
SATAケーブルのピン数は7本なので、今回は「07」を選択します。
4. 検査開始
1~2秒後に、結果が表示されます。
UP/DOWN ボタンで、次ページ/前ページの切り替え表示が出来ます。
「A01-A04-A07-B01-B04-B07」と表示されているため、A01とA04とA07とB01とB04とB07は、繋がっている様子。
A02-は!?何も接続されていないけど…
本来は「A02-B02」が正しいのですが、ケーブル不良の様です。
と言うことで、普通のテスターで1本毎に導通チェックしなくても1撃で調べることが出来ます。
なるほど理解~
最後に
今回は マルチPCケーブルテスター PCT8898 についてご紹介しました。
ちなみに、測定結果は100件まで登録可能で、USBでPCへの出力も可能です。
PC自作派に、便利なアイテムでした。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
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