皆さん、こんにちは!
上越市を拠点にし、「FA設備・装置開発」と「画像処理」に強い会社、NSIです!
私達は豊富な経験と専門知識で、各種業界の自動化・システム化のお手伝いをしています。
早いものでもう6月ですね。
6月は雨の日が多くなりますが、紫陽花がきれいに咲く季節でもあります。
気分転換に、足を運んでみてはいかがでしょうか?
今回は先日ハマった「Wordで特定ページのページ番号を削除する方法」についてまとめました。
ぜひご覧ください!
特定ページのページ番号を削除するのは意外とややこしい
先日、あるドキュメントを作成していたときのことです。
読みやすいようにページ番号を追加したところ、すべてのページに番号が追加されました。
でも、表紙や目次にはページ番号を表示したくない!
ということで設定画面を確認してみると…。

あれ?目次のページ番号ってどうやって消すの…?
設定をいくら探しても、それらしい項目は見当たりません。
試しに目次ページのフッターからページ番号を直接削除すると…。
全ページの番号が消滅。(それはそう)
調べてみると、「セクション区切り」を使えば対応できるとのこと。
ところが、いざ挿入してみても、どこに区切りが入ったのかよく分からない…。
あれこれ試行錯誤した結果、「これなら確実にできる!」という手順が分かったので、分かりやすく解説していきます!
特定ページのページ番号を削除する方法
それでは早速、ページ番号の追加から削除するところまで1つずつ解説していきます。
今回は以下4ページのWord文書を例として説明します。

1. ページ番号を追加する
適当なページの上部または下部をダブルクリックすると「ヘッダーとフッター」メニューがー表示されます。ページ番号 をクリックし、好きな位置にページ番号を追加してください。

ページ番号が追加されると、以下のようになります。

2. 編集記号の表示
ホーム > 編集記号の表示/非表示 をクリックし、表示します。(表示済みならやらなくてOK)
これを追加することで、セクション区切りを追加したときに、どこに追加されたか分かりやすくなります。

3. セクション区切りを追加
ページ番号を削除したい最後のページの最終行にカーソルを合わせます。
今回の場合は、目次(p2)までのページ番号を削除したいので、目次(p2)の改ページの直前にカーソルを合わせます。レイアウト > 区切り から「現在の位置から開始」を選択し、セクション区切りを追加します。

次のページから開始 と 現在の位置から開始 の違い
「次のページから」の場合は、改ページも同時に行われ、次のページが新しいセクションとなります。「現在の位置から」の場合は、ページ内でセクションが切り替わります。(改ページは挿入されません。)
セクション区切りが追加されると、以下のようになります。

4. 前と同じヘッダー/フッターを解除
項目1(p3)の「ヘッダーとフッター」メニューを表示します。
メニューから「前と同じヘッダー/フッター」をクリックし、解除します。
これにより、セクション1とセクション2で別々の設定が行えるようになります。

5. ページ番号の削除
続けて、セクション1を選択し、ページ番号 > ページ番号の削除 を選択します。

ページ番号が削除されていればOKです!

最後に
今回は Wordで特定ページのページ番号を削除する方法 についてご紹介しました。
Wordは多機能な分、色々なところでつまずきがちですが、ちょっとした工夫でぐっと完成度が上がります。この記事が、皆さんのドキュメント作成の手助けになれば嬉しいです!
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
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